2015年9月11日金曜日

チャートの価格を動かしているもの

チャートの価格を動かしているもの、つまり影響を与えているものは、大多数のFX投資家の心理=大衆心理、なのではないでしょうか。なぜそういえるかというと、値動きは、投資家たちが「期待してエントリーするが、不安になると手放す」ことの繰り返しによって価格が決まるからです、つまり、投資家の心理が価格に反映される、投資家の心理が価格に影響しているからです。

通常、チャートを見ながら取引を行っているので、チャートの動きと値動きを見てその結果をもとに先を予想するのが当然のこととなっているのです、これがまさに目の前の上辺だけを見て取引をしてしまっている、ということです。それでは本質=真実を見ながらの取引とはかけ離れてしまいます。
繰り返しますが、値動きというのは、参加しているすべての投資家達が持つ期待や不安といった「感情=心理」が作り出しているものなのです。


したがって、トレーダーが相手にしているのは、チャートではなく、自分たちと同じように大切なお金をかけることに不安を感じ、値動きの上下に一喜一憂する、他のトレーダーたちなんです。だから、自分が「そろそろ上がるかな…」「そろそろ下がるかな…」と思うポイントは、実はチャートの向こう側にいる多くのトレーダーたちも同じように感じるポイントでもあるのです。

そのため、自分の意思で売買ポイントを決め、自分の考えで売買したつもりであっても、実はその判断は、「大衆心理の中に飲み込まれている」のです。人間の心理とは、自分だけが違うと思うと不安を感じ、他のみんなと同じであると安心感を覚えるものです。一般的には、多数派に属していると安全でいられることは間違いありませんが相場では通用しません。なぜならば、相場という、大多数の人たちよりも先に買って、大多数の人たちよりも先に売らなければ利益を上げる事が出来ない世界において、「大多数と同じ」になるというのは「負け組投資家」になることを意味します。

大衆心理が結果としてチャートの値動きを形成しているだけなので、決して大衆心理に飲み込まれてはいけません、逆に大衆心理を利用しながら取引すべきなのです。


以上のことから、どうして思惑と逆の動きをするのかがお分かりになったと思います。
しかし、一体どうすれば大多数の人たちよりも先に売り、利益を上げることができるのでしょうか?
答えは単純で、ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析にあります。
これら二つの情報を誰よりも早く収集、分析することで大多数よりも早く売れることができるのです。

fxで利益を出す本当のコツを今すぐチェックして、大多数から少人数へ抜け出しましょう。

2015年9月6日日曜日

なぜ、買えば下がり、売れば上がるのか?

「なぜ、買えば下がり、売れば上がるのか?」

結果がすべてである投資の世界では、トレーダーたちが、相場において決定的な間違いをしてしまっていると考えなければなりません。それは「相場の世界の本質を理解しないまま、利益を上げている人の売買を表面的に真似して取引している」から自分の思惑と正反対に動くのでしょう。

真似ることは決して悪いことではありませんが、「真似るだけ=上辺部分」だけで取引しても長期間利益を上げることはできません。

単発か短期間では儲けることがあったとしても、長期的に儲けていくことはできません。素人が判断材料や根拠も持たずに、「上がるような気がする、なんとなく下がりそう」といった当てずっぽうな感覚で売買するよりは、上辺部分でしかなくても真似をした方がまだマシです。しかし、やはり、その世界での「普遍的なこと=本質」を理解しなければ、「買えば下がり、売れば上がる」の呪縛から逃れることは困難となります。

ここで重要なのは、「普遍的なこと=本質」というものが相場の動きを支配している、支配とまではいかなくても、大きな影響を与えている「なにか」が存在しているのではないかと思います。

自分の思惑とは逆に動く相場は「なにか」の影響を受けている、のです。

そのことにまず焦点を当てて話を続けていこうと思います。

どうして相場が自分の行動とは逆に動くのか?その理由をみていきましょう。

2015年9月1日火曜日

なぜ相場は、自分の思惑の反対に動くのか、を理解する

FX取引において、儲からない時に多くのトレーダーが抱える共通の悩みとは何でしょうか?

ズバリこのような悩みなのではないでしょうか。

「どうして、自分が買うと価格は下がり、自分が売ると、価格は上がり始めるのか」

「どうして、自分が損切りをしたら、その損切りを待っていたかのように価格が上がりはじめるのか」

「どうして、「不規則に変動する相場の世界で、つねに利益を上げている人がいるのか」

なぜ相場は、自分の思惑とは反対方向に価格が動くのか... 目に見えない誰かが後ろから自分の取引を見ているんじゃないか、取引をしていて、こう思ったことはありませんか?3年くらい前に約19万人の個人投資家を対象に行われたアンケートがあるんですが、「投資をやっていて、嫌になることは何ですか?」という質問に対して、一番多かった答えは「買ったら下がり、売ったら上がる」というものです。

先日、長年かなり高いパフォーマンスを残している古くからの友人トレーダーと「朝まで生テレビ、徹底討論!」をしたんですが(もちろん、田原総一郎さんは不在でした...)、その友人の確かな分析というか、ものごとの把握の仕方に感心したことが多々あったのでご紹介したいと思います。

「なぜ、買えば下がり、売れば上がるのか?」

この疑問について、私の友人との意見交換した内容を以下につづりたいと思います。